いわゆる「まとめサイト」による画像の無断使用問題をきっかけに注目を浴びた「写真の著作権」。画質の向上と市民意識の変化、盗撮事件の増加でクローズアップされた「肖像権」。そして鉄道や風景の撮影で悪質化する「マナー」・・・・・・撮影愛好家はこうした問題をどう捉えればいいのか。この点に注目して始めたシリーズ企画でアサヒカメラが完売を続けたことを受け、1冊のムックにまとめました。
ムックは発売から半年で4刷に到達。おかげさまで反響は大きく、写真家以外のクリエイターからも支持されました。
このシリーズがきっかけで、私は2018~2019年には勉強会・講演会の講師を約30回務め、2020年からは専修大学文学部で講義(視覚表現論)を受け持っています。
今でこそSNSでの名誉棄損などで注目されている「発信者情報開示請求」を、4年前の時点で、写真の無断使用者に対する対抗措置としてマニュアル化したことは、我ながら会心の出来だったと自負しています。

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