AERA dot.】2019年~2021年
2019年4月に朝日新聞出版の雑誌本部長に就任。週刊朝日やAERAといった雑誌・ムックの発行人のほか、ニュースサイト「AERA dot.」のサイトマネージャー(ビジネス・編集上の統括責任者)も務めました。
2020年4月~2021年3月には編集長を兼務。コアターゲットを30~40代の首都圏在住者に絞り、報道内容を「自分自身が身につまされる、私ごと的な話題」にシフトし、同サイト初の月間1億3000万PV(外部配信先を含めると3億PV)を達成。家電メーカーとのタイアップ企画などで広告売上を大きく伸ばしました。
※右ロゴにリンクあり。
【週刊朝日】1999年~2012年
1999年4月に朝日新聞社に入社。週刊朝日編集部に配属されました。当初は編集記者。事件・事故や話題の出来事の取材や執筆がメインですが、それ以外は自ら企画を立てて記事を完成させるという記者兼編集者の仕事に従事していました。主なジャンルは生活経済(不動産、マネー)や芸能、スポーツなど。
2007年5月からは副編集長を務め、特集班の編集責任者として特集の企画、記事の編集、編集者・記者の育成を主務にしていました。2012年新語・流行語大賞トップテン入りした「終活」を生み出したのもこの時です。
2009年~2010年は表紙・グラビアの担当、2010~2012年は動画配信サービス「Ustream」や「ニコ生」を使った生放送番組「週刊朝日UST劇場」を制作。自ら出演してニュースや話題の解説を行うこともありました。
【終活シリーズ】2009~2010年
週刊朝日副編集長時代、義理の両親が生前に戒名を得る儀式に同行したことをきっかけに葬儀事情をリサーチ。「死後のために生前に身辺整理を行うこと」がトレンドになると予測し、「終活」と銘打って特集企画を始めました。終活シリーズは週刊朝日を代表する大ヒット企画となり、終活という言葉も辞書に掲載され、2012年には新語・流行語大賞トップテンに選出されました。
【夏の甲子園大会の担当責任者】2007年~2008年、2011年
週刊朝日編集部では毎夏、全国高校野球選手権大会の増刊を制作しています。全出場選手の戦力データを盛り込んだ「甲子園」と、大会の模様を振り返るグラフ誌「甲子園Heroes」の2点。「甲子園」では桑田真澄さんや中田翔選手などのインタビュー企画はもちろん、懐かしの名シーンの主役たちに当時を振り返ってもらう「あの選手は今」を掲載。担当した2年間はいずれも実売率80%を超える大ヒットになりました。
2011年には「甲子園Heroes」アプリ版の編集長を担当。大会期間中は、全試合の模様を翌朝には試合結果の詳報と名シーンの写真をすべてオリジナルで届けました。
【雑誌ジャーナリズム賞の取材班メンバー】2000年~2001年
財団法人「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」の創立者・古関忠男が大学設置を目指し、数々の政界工作を自由民主党議員に対して展開したとされる汚職事件。2000年に週刊朝日編集部の先輩記者が専従取材班(3人)を編成し、その1人に加えてもらい、足かけ半年ほど取材に従事しました。
事件は関与した国会議員2人が逮捕されるなど、永田町を大きく揺るがす事態に発展し、全25回にわたる追及記事は2001年の「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・スクープ賞」を受賞。財団法人創設者や政治家との攻防を単行本「悪党と政治屋」として朝日新聞社から上梓しました(共著)。

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